僕ってミュシャの絵が好きなんですね。
あんまり芸術とか分からないんですが、ミュシャの女の子ってかわいい子多いんです。
「かわいい子いるから好き」
シンプルで良くないですか?
そこで今回はどうしても紹介したい子がいるので紹介します。
この子なんですけどね。
「かわいいね」とか「目が青いね」とかいろいろ感想はあると思うんですが、これの全身が個人的に違和感なんですよね。
だから今回紹介します。
「《スラヴ叙事詩》展」のポスター
まず早速、僕の好きなミュシャの子をふつうに紹介しようと思います。
これね。
好きなんですよ。
これね、ミュシャの娘がモデルとされてるらしいんですよね。
ミュシャの本気を感じます。
1928年、リトグラフ
パリで活躍していたミュシャは50歳の頃に故郷に戻りました。故郷の歴史などを題材にした大作《スラヴ叙事詩》全20点に取り組みます。15年の歳月をかけて完成した作品はチェコスロバキア独立10周年の記念に合わせて展示され、その展覧会のポスターとして本作が作られました。描かれている女性はミュシャの娘をモデルにしています。
出典:ミュシャ展
何が可愛いか、あえて説明するなら、顔。
あとポーズに気品を感じる。
なんかベースは幼い感じで、にじみ出る気品を感じる。
いやいやミュシャの女の子はみんな気品あるでしょ!っていう人もいると思いますが
いや~~どうかなぁ。
どう?これけっこう最高峰じゃない?
ここで少なくとも最高峰ではない女の子も置いておきますね。
こんなことして誰が幸せになるの?一体。
クラスの女子の顔ランキング作るやつとかってマジでしょうもないよね。やめような!俺が許さねぇ!
「月」
さて、他にはこんなのもあります。
これも可愛いよなぁ~~。
なんか小悪魔って感じしますよね。
あえて指2本で口を隠すところとか、育ちの良さを感じますが、
そもそも本当に育ちがいい子はこんな不安定な、ショーツをグルグル巻きにしただけみたいな服は着ないんじゃないでしょうか?
なんか所作に一貫性が無いというか、そしてこの笑み。
なんか小悪魔感があるんですよね。
全身像を載せておきます。
うん。めっちゃ可愛い!!!
ミュシャの「ヒヤシンス姫」
さて、ここまで好きなミュシャを紹介しましたが、今回見てほしいのは
これです。
これすごくない??
肘が。
え、女の子を描いてるんだよね。
チョークスリーパーかけてるおじさんの肘じゃないよね?
あとね
ポーズがニャンダム。
※出典:にゃんこ大戦争
”あの豊かな表情を描き分けられる”ミュシャが、何も意図せずこれを描くわけがありません。
どんな意図があったのか調べてみることにしました。
《ヒヤシンス姫》は…(中略)
このポスターでミュシャはセドラーチュコバー扮するヒヤシンス姫を強い意志と肉体を持った女性として書いた。
彼女は大きな椅子に悠然と腰掛けて真っ直ぐにこちらを見つめている。頬杖をついた右手は、鍛冶屋の娘であることを強調するためか非常に逞しく描かれている。
出典:https://www.musey.net/17269
つまり、このヒヤシンス姫は鍛冶屋の娘であることを強調するためにわざとたくましく描いているのだそうな。
僕「なるほどな!」
まとめ
ヒヤシンス姫を調べることになるとは思いませんでしたが、
こういったことの連続が芸術への興味を持ち始める第一歩になるんですよね。
なんだこれwwで終わらせるのも芸術鑑賞の楽しみ方の一つですが、
調べてみるのもたまには面白いですね。
おわり