彼女が繊細でもマンボウだと思えばうまくいく説【マンボウHSP理論】

僕の彼女はたぶんHSPなんですね。
HSPって何?っていう方も多いと思いますのでざっくり説明すると「すごく繊細な人」です。
ココがHSPぽい!ってところを列挙するとこんな感じ。
こんな感じなんですね。
一方で僕はというとデリケートとは無縁で、唯一デリケートなのはお尻の穴くらいなんですけれども。ウォシュレットで水を放出しながらお尻ぐりぐり動かして隅々まで綺麗にしないとパンツを履けない人種なんですね。最近はオナラしただけでもウォシュレットしてます。ちなみに彼女に毎月バリカンでお尻の毛を刈ってもらってます。
そんなHSP彼女と「お尻の穴だけHSP(通称アナルSP)な僕」との間にはこれまで色んなトラブルがありました。
例えば2人で家探しをするとき、いったん大阪の伊丹駅が最寄りの家に決まりました。伊丹駅っていうのはそれほど悪いところではないのですが、彼女が駅前の排気ガスの多さが気に入らなくて反対し始めたんです。
一方で僕はウォシュレットさえあれば生きていけるので、彼女とは最初意見が割れまして。とことんお互い腹を割って話をしました。お尻かな?ってくらい割れてましたね、真っ二つに。結局ぼくが折れる感じでその物件をやめたわけですが。
HSPというのはめちゃくちゃ繊細なので、そうでない人からすると理解できないところもいくつかあります。これは感じ方の問題なので、とことん話し合っても平行線なことも多々あります。ではどうやってHSPな人の意見を飲み込めば良いのか?
そして気づきました。
そもそも「自分と意見が同じはずだ!」という意見が驕(おご)りなのだと。相手は自分とは違う人種なのだと。
でもそれで納得できない人はこう思うはずです。
同じ人間なんだから話し合えばわかるはずだろ?話し合えば理解できるよ
って。
もうね、鼻で笑っちゃってください。
同じ人間が話し合いで解決できるなら、戦争なんて起きないんですわ。話し合えばわかるなんてのは暴論です。
話し合いでも解決できないことがある。その真実に気づいた人たちから大人になっていきます。
相手が人間だと思うから話し合いで解決しようという暴論が生まれる。であれば、相手を人間だと思わなければ良い!
そうだ!マンボウだ!!!

彼女はマンボウ
さて、ここは大阪 海遊館です。
あ!あそこにマンボウがいますね。

えぇ〜と、なんでこのマンボウ、顔面を壁に押し当ててるの??壁があることに気づいてないの?顔面ひしゃげてるじゃんよ。

大丈夫か!?!?マンボウ!!!お前死ぬのか!ここで!死因:壁に顔を擦りすぎ。か!?
と、いうことで。みなさんマンボウ相手だと死ぬんじゃないかって気を遣いませんか?マンボウすぐ死ぬイメージありますのでね。
マンボウ大丈夫か!?引用するつもりで調べてたらこれ死にすぎじゃね!?本当か!?
そして気づいたのです。
はっ!!マンボウってHSPだったんだ!!!
流石に論理が飛躍しすぎているなと思うかもしれません。自分もうまく説明できませんがこれは真理ではないかと。天啓が降りたんです。こう、なんか、神的なものから。ブッダだって突然天啓がどーたらこーたらして悟りを開きましたもんね。
みなさん、マンボウが相手になった途端、急に彼の、マンボウの身の心配をしませんでしたか?それこそが、みなさんの、「人間相手なら」話し合えばわかるだろう、「人間相手なら」理解してくれるはずだという驕(おご)りを取っ払った意見なのではないでしょうか?
HSPな彼女にもこのように気を遣って接するべきなのです。
彼女をマンボウのように扱おう
これからは彼女がマンボウだと思えば、些細な意見の食い違いもスッと受け入れられるはずです。
そしてあなたの彼女をマンボウを扱うように大切にしましょう。
人はすぐ衝突するものです。そしてそれは相手と近しい関係になればなるほど、まるで宿命かのように喧嘩も起きます。
でもここで1番気をつけないといけないことがあります。
相手を傷つけないことです。
どんなに衝突してもいい。
話し合いしてもいい。
意見をぶつけ合ってもいい。
でも相手を傷つけるのだけはダメです。
だって相手はマンボウなのです。
ちょっとした発言が小骨のように相手の喉に刺さって死んでしまう可能性があります。
相手が小骨で死ぬ可能性を考えましたか?
もしその可能性を考えていないのなら、あなたはきっと相手をマンボウではなく、頑丈な人間だと思っている証拠です。
人はおろかですから、話し合いで解決しようとしたら戦争になることだってあります。
戦争では多くの人が傷つくのです。
戦争が始まってしまえば傷つくのは不可避なのです。
ですから話し合いよりも大切なことがあるのです。
相手を傷つけないこと。
それさえ一番に守れば、きっとあなたは話し合いをしても相手を傷つけることはないでしょう。