この前、会社の面談で一人で抱えがちと総評されてしまった。
すごく耳が痛い話だ!
僕は自分のことを「仕事ができない人間」だと評している。仕事が出来ない人間のクセに!仕事は抱え込んで離さない!他人に振らず、低い能力でやり抜こうとする!とんだ会社のお荷物である。こんな人間を雇った会社が不憫でならない!
でも仕事ができないならなおさら仕事を抱え込もうとするのはおかしいよね。道理に合わないよね。ていうか迷惑だよね。人に仕事を振れない理由を考えてみた!
ううぅ。人に仕事を振れないよぉ。
そもそも人に仕事を振るほど忙しくないけどね。まぁいいか
理由その①:人に仕事を振るのが悪いことだと思っている。
仕事ってさ、振られて好きな人いなくない?だいたいの人は仕事振られて「えぇぇぇ~~」ってなるじゃん。それをね、僕は相手に味あわせたくない。僕って天使だから。
なるほど。嫌われたくないんだね。
そう、嫌われたくないのである。
後輩とかに仕事を振って、「ええぇ、この人って仕事の話しかしてこないなぁ。もう嫌い!」と思われたくないのだ。ずっといい先輩でいたい。なんなら尊敬されたい。だれだってそれほど仕事をしたいとは思わないのだ。そんな自分に仕事を振ってくる奴なんて、害悪でしかないのだ。
会社って仕事するところだよね
そんなに割り切れないんだよね。みんなだいたい仕事させられてるって立場だから
余談:自分は人よりも「いい人でありたい」って欲が強いみたいだ。
この前会社でINSIDESというリクルートの診断みたいなやつを受けたのだが、自分は調和重視というものだった。
「仕事をやり遂げるぞ!そのためなら多少周りの人にも負担は背負ってもらうぜ!」ってよりも、
「みんな仲良くやろうね!」
って感じなのだ。みんなには自分のせいで気分が暗くなってほしくないという考えを持っている。そして周りからも「いい人でありたい」という欲が強めである。だから根の性格からいって、他人に仕事を要求する形になるのは避けようとしているのだと思う。
理由その②:自分にしかできない仕事だと思っている。
上司に言われたのね。
「君ってさぁ、自分にしかできないと思ってるから、仕事を抱え込むんでしょ」って。
おっとっと?
待ってくれよと。
この仕事できない人類代表の僕が?自分にしかできないものがあると思ってるだって?そんな勘違い野郎に見えるって?スティーブジョブズだって替えがきいたんだぞ。
いやだ!認めたくない!!!
僕は仕事は出来ないけど高潔な人間でありたいんだ!心までは勘違いしてない!
余談:自分が勘違い野郎かどうかチェックする方法があるぞ!
さぁ突然だけど、ここで思考ゲームだ!
なんでも正確にこなしてくれる高性能ロボットがいるとする。アトムみたいな感じだ。
あなたは高性能ロボットに仕事を頼むか?
チックタック…
ティーン!
みんな頼むよね
そう、みんな頼むと思う。
じゃあ後輩にも仕事を頼めばいいんだ。頼めないってことは「期待してない。うまくやれないだろ」って思ってるってことだ!
ちなみに僕は後輩には簡単に自分の仕事は渡さない。「期待してない。うまくやれないだろ」って思ってるからだ。
え?僕の心が薄汚れてる?勘違い野郎だって?ほざけ!!!
理由その③:仕事を振ったら自分の仕事がなくなってしまう。
これは深刻だ。
後輩に仕事を振るのは簡単だ。でも…
でもそのあと、
自分がほとんど仕事を持っていない、ヒマ人間だってバレてしまう!!!
これは由々しき事態だ。おまけに後輩が案外すんなり仕事をこなせてしまったら、
あ、ロム先輩ちーーーっす!
ロム先輩の仕事、結構簡単っすね!
ってなってしまう!これはヤバい。プライドを保つために後輩君の首を締めあげて意識を失わせるしかないだろう。
理由その④:自分がやった方が早いから。
自分でやった方が早いから、自分でやるんだ!という考えもある。
後輩に仕事を振った場合、意外に工数が多い。
①後輩に教える。
↓
②レビューする
↓
③間違っているところはもう一度説明する。
↓
④レビューする。
↓
⑤納品する。
みたいな感じだ!非常にめんどくさい!
シンプルにだるい!自分が要領の悪い人間だったから、「一度教えたくらいじゃ出来るようにならないだろう」という先入観もある。自分の要領が悪かったから余計に、という感じだ。
まぁただ一言申し上げるなら、自分ほど要領の悪いやつは今のところ見たことがないから、だいたいの後輩は自分より早く仕事を仕上げてしまうだろう。。
まとめ
何をまとめようというんだね。
この記事を書きながら自分の器の狭さを再確認してしまったよ。まさか全部当てはまってしまうなんてな。
おわり