キャリア

【無能?繊細?】仕事で人に頼みごとが出来ない理由を5つ考えてみた!

ロム

 会社の面談で一人で抱えがちと総評されてしまった。

 僕は自分のことを「仕事ができない人間」だと評している。仕事が出来ない人間だが、仕事は抱え込んで離さない。仕事デスロールだ。こんなみっともない「つかんだら離さない」は生物史上初である。シマウマが、もとい仕事が不憫である。

出典:川崎悟司 X

 でも仕事ができないならなおさら仕事を抱え込もうとするのはおかしい。道理に合わないよね。ていうか迷惑だよね。人に仕事を振れない理由を考えてみた!

 

 

理由その①:人に仕事を振って嫌われたくない。

 思うのだが、仕事を振られて好きな人はいないだろう。

 もちろん中には「仕事振られてハッピー!」っていう人もいるだろう。

 ただし多くの人は仕事振られて「えぇぇぇ~~」ってなる。それを僕は相手に味あわせたくないのだ。僕って天使だから。

なるほど。嫌われたくないんだね。

 そう、嫌われたくないのである。

 後輩とかに仕事を振って、「ええぇ、この人って仕事の話しかしてこないなぁ。もう嫌い!」と思われたくないのだ。ずっといい先輩でいたい。なんなら尊敬されたい。だれだってそれほど仕事をしたいとは思わないのだ。そんな自分に仕事を振ってくる奴なんて、害悪でしかないのだ。

仕事振った方がいいのは分かってるんだけど、そんなに割り切れないんだよね。みんなだいたい仕事させられてるって立場だから

 

 自分は「周りからいい人と思われたい」って欲が強いみたいだ。

 この前会社でINSIDESというリクルートの診断みたいなやつを受けたのだが、自分は調和重視というものだった。

 「仕事をやり遂げるぞ!そのためなら多少周りの人にも負担は背負ってもらうぜ!」ってよりも、

 「みんな仲良くやろうね!」

 って感じなのだ。みんなには自分のせいで気分が暗くなってほしくないという考えを持っている。そして周りからも「いい人でありたい」という欲が強めである。だから根の性格からいって、他人に仕事を要求する形になるのは避けようとしているのだ。

 

理由その②:自分にしかできない仕事だと思っている。

 上司に言われたのだ。

 「君ってさぁ、自分にしかできないと思ってるから、仕事を抱え込むんでしょ」って。

 おいおいと。

 待ってくれよと。

 この仕事できない人類代表の僕が?自分にしかできないものがあると思ってるだって?そんな勘違い野郎に見えるって?スティーブジョブズだって替えがきいたんだぞ。

 いやだ!認めたくない!!!

 僕は仕事は出来ないけど高潔な人間でありたいんだ!心までは勘違いしてない!

 認めたくないと思っている時点で半分白状したようなものである。そう、自分は自分にしかできない仕事だと思って抱え込んでしまっていたようだ。

 

理由その③:仕事を振ったら自分の仕事がなくなってしまう。

 これは深刻だ。

 後輩に仕事を振るのは簡単だ。でも…

 でもそのあと、

 自分がほとんど仕事を持っていない、ヒマ人間だってバレてしまう!!!

 これは由々しき事態だ。おまけに後輩が案外すんなり仕事をこなせてしまったら、

ロム先輩の仕事、結構簡単っすね!

 ってなってしまう!これはヤバい。プライドを保つために、いまの仕事を死守しなければいけないことになる。

 アメフトのようにこの仕事は”定年という名のゴール”まで死守する!目指せタッチダウン!

 

理由その④:自分がやった方が早いから。

 自分でやった方が早いから、自分でやるんだ!という考えもある。

 

 後輩に仕事を振った場合、意外に工数が多い。

 ①後輩に教える。

 ↓

 ②レビューする

 ↓

 ③間違っているところはもう一度説明する。

 ↓

 ④レビューする。

 ↓

 ⑤納品する。

 

 みたいな感じだ!非常にめんどくさい!

 シンプルにだるい!自分が要領の悪い人間だったから、「一度教えたくらいじゃ出来るようにならないだろう」という先入観もある。自分の要領が悪かったから余計に、という感じだ。

 まぁただ一言申し上げるなら、自分ほど要領の悪いやつは今のところ見たことがないから、だいたいの後輩は自分より早く仕事を仕上げてしまうだろう。。

 

理由その⑤:仕事を振るのが悪いことだと思っている。

 仕事を振る=自分で抱えきれない(終わらせられなかった)業務を他人にお願いしている、という意識がある。

 これは今まで「指示されたことだけやってきた」という人に特に多い感情だろう。

 今まで任されたからやってきた、という意識なのだ。根っからの奴隷気質なのだ。

 ところが会社という組織でやっていく以上、自分はいつまでも一番下でいるわけにはいかないし、効率的に仕事を回すためには、ただ仕事が来るのを口を開けて待っているわけにもいかないのだ。

 適切な仕事を適切な人に振って、自分は自分にしか判断できない仕事をする、つまり適材適所を考えなければいけないのだ。

 

まとめ

 仕事を振れない性格だという人は意外に多い。ただ仕事を振れないといってもいくつか理由があるのだ。まずは自分がどういった理由で仕事を振れないのか、一度真剣に振り返った方が良いだろう。するとどうすればいいかが自ずと理解でき、克服できるはずである。

おわり

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