キャリア

やりたいことが分からない人に内的モチベーションの3タイプを紹介!【仕事選びのコツ】

ロム
本記事のターゲット
  • 転職などで仕事選びに悩んでいる人
  • 自分のやりたいことが分からない人

仕事選びは難しいですよね。

何が難しいって、この世の中いろんな仕事があるので「何をしたらいいか分からない」のです。

目まぐるしく変わる社会では、10年後にはその仕事はないかもしれない。

やりたいことだと思っててもまた転職するかもしれない。

好きな分野はあるが将来性が無い…などなど。

さながら婚活パーティーのパートナー探しです。

「あ、あのひとイケメン」「え、この人お金持ちかも」「この人といたら楽しいかな」「この人は豚っぽいからナシ」と揺れ動く乙女心の図。

つまり、

選択肢が多すぎるのです。

この世界に男が一人しかいなかったら、あるいは仕事が一つしかないのなら、こんなに迷うことはなかったでしょう。

そんな社会で何かを選び決めていくのは、やりたいことが多すぎる人や優柔不断な人にとって大変なことです。

僕も大変すぎて就活で150社の説明会を見て回りましたが、結局いくら見ても分からなかった経験があります。

が、最終的に僕が見つけ得た1つ攻略法があります。自分のやりたいことは何か?を考えることなのですが、もっと具体的に言うと「自分のモチベーション」「内的モチベーション」をはっきりさせることです。自分の軸を見つけるのです。

人間には

「楽しいこと」なら頑張れる人、

「喜んでもらえる」なら頑張れる人、

「自分が成長できる」なら頑張れる人

の3タイプがいるのです。

自分の軸を見つけるとやりたいことが自然にわかるので、仕事選びや自己分析に役立ちます。

モチベーションにはいろいろあるのですが、例えば給料や福利厚生もモチベーションの一つで、それらを外的モチベーションと僕は呼んでいますが、

当ブログでは外的モチベーションで仕事を選ぶことを推奨していないので、内的モチベーションに焦点を合わせて説明いたします。

筆者は元キャリアエージェントです。

就職や転職希望の人材へ転職のアドバイスや希望のキャリアを聞いて、企業面接のセッティング、面接対策などをしていました。

ですから人材業界は多少知識があります!

 

内的モチベーションとは何か?

内的モチベーションとは、「どうなったら自分がやる気になれるのか?」ということです。

やる気になれる仕事をしよう!ということです。

少しでもやる気がある仕事の方が残業は頑張れるし、上司に怒られるのも苦じゃありません。ストレスがたまりにくいというのは大事で、僕らは仕事人(ワーカー)である以前に人間であり、生き物なので、過度なストレスは毒でしかないのです。

僕は残業は大嫌いです!

あともちろん上司に怒られるのも大嫌いです!!

某国ではストレスを与えた動物の肉が美味いとされているそうで、屠殺の前に半殺しにするそうですが、僕らは別に肉が美味しくなくてもいいのでやっぱりストレスは毒です。

 

その①『楽しいと思える』ことをモチベにできるタイプ

楽しいことを仕事に出来れば仕事が苦になりません。

これは『遊びを仕事にしろ』と言っているのではありません。実は遊びでなくても楽しいことはあるのです。

例えば、

例)人と話すのが好き、なら営業や接客、コンサルやコールセンター、教師など。

例)一人で黙々と作業するのが好き、なら事務やプログラマー、作家や機械工など。

もちろん、これだけではなかなか絞りづらいです。人と話すだけでも世の中たくさんありますもんね。

人と話すのが好きならば、「毎日多くの人と?」「マンツーマンでじっくり?」「商品やサービスを提案しながら?」など、

どんな状況で何人くらいと何をテーマに話すのが好きなのか自己分析すると、よりやりたいことを絞りやすくなります。

楽しくできる仕事を目指すと辛いことでも辛いと思わなくなります。ストレスを溜めにくいのです。

ただし、好きな『名詞』ではなく、好きな『動詞』を見つけた方が良いです。

例えば『雑貨』が好きだから雑貨屋になる、という選び方は失敗しやすいのです。

雑貨屋の具体的な仕事は立ってお客さんと話したり、会計処理や在庫管理をすることですから、仕事内容が合わないと長続きしません。

『接客をする』『好きな○○をアピールする』『立ち仕事が好き』『在庫管理をする』など。

好きな『名詞』ではなく、好きな『動詞』を見つけよう

 

×雑貨が好き

〇雑貨についてアピールするのが好き

⇒「人に商品の良さを伝えるのが得意かも?」

 

×アイドルが好き

〇アイドルを追いかけるのが好き

⇒「アンテナを立てて新情報をキャッチするのが得意かも?」「一つのことに熱中して探究するのが得意かも?」

「好きな動詞」は自分の得意なことです。長時間やってても苦にならないのです。

僕は残業は嫌いでしたが、塾のアルバイトでの授業資料作成は好きで休日でもやっていました。

でも興味ない会議は大嫌いだし、キッチンや接客は早く時間がすぎないか時計を毎分確認していました。

僕は不特定多数と応対したり、単調作業は嫌いだけど、
黙々と一人で作るのは好きかもしれない!

 

その②誰かに『喜んでもらえる』ことをモチベにできる人

誰かをサポートするのが好きな人、感謝してもらえることがやりがいにつながるという人です。

ただ世の中の仕事というのはすべて誰かのためですよね。ですので以下のように具体的な例を挙げて細分化できますしましょう。

例えば、

例)悩みや課題を解決したい人なら、コンサルや営業やサポート系のエンジニアやコールセンターなど。

さらに…

⇒顔が見える相手の悩みを解決したいならコンサルや営業。

⇒相手がだれか分からなくても良いのならコールセンターや物流やインフラなど。

一口に誰かにためと言ってもいろいろあるということです。

僕はツールをチームメンバーのために作るのは休日の時間を割くほど好きでしたが、システムエンジニアの時は「誰がこのシステムを使うんだ?」と分からなかったので、やりがいを感じませんでした。

目の前に困っている人がいるから、そして何か役に立ちたいと思えるので、仮に相手がどこか知らない国の知らない人ならモチベーションが湧かないタイプなのです。

僕は誰かの役に立ってる!と実感しながら働くのが好きなのかも!

 

その③自分が『成長したい』をモチベにできる人

「いろいろな経験をしたい」「もっと難しい仕事をしたい」というタイプです。

ゲームで例えると、RPGのように1歩ずつランクアップしていく自分を感じてモチベーションを上げていくのです。

学ぶというのは楽しいですよね。

前の会社でも「毎日新しいことを学べるのが好き!」っていう人がいました。

僕も「何か身についたな!」という実感を感じながら仕事するのが好きだったので、単調なポスティング作業などは毎日サボりまくってました。ポスティングで配りきらなかったものは家で捨てたりしてました(小声)。

一歩一歩進んでいる!成長しているぞ!という実感がわくと楽しいです!
逆に、「誰がやっても同じじゃない?」とか「続けてても成長しないだろうな」という仕事は、僕の場合モチベーションが湧きません!

 

複数に当てはまる人もいる!

モチベーションの3タイプを紹介しましたが、

人はこの3タイプの1つだけではなく、複数に当てはまる人もいるのです。

僕なんかは全て兼ね持っていると思います。

楽しいことを仕事にしたいし、出来れば人に喜んでもらいたいし、成長もしたいのです。

欲張りなのです。

ですが!!そんな人はむしろ幸運かもしれません。

楽しいことだけなら、世の中いっぱいあります。喜んでもらえる仕事も、成長できる仕事もいっぱいあるのです。

でも複数の軸があれば、やりたいことがより明確化します。

こんな感じです。

いくつか軸があれば分野がギュっと絞れるのです!

自分がやりたいことが何か決まっていない人は、「自分が何をするときにモチベーションが上がるかな」と考えてみましょう。

おわり

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